結論から言うと、不交付になった場合は、必ず申請先の出入国在留管理局の窓口へ行き、不交付の理由を直接確認してください。そのうえで、指摘された問題点を解消して再申請するのが基本的な流れです。不交付は「もう望みがない」という意味ではなく、理由に応じて適切に対応すれば、再申請で許可を得られるケースは少なくありません。
なぜ理由確認が最初のステップになるのか
不交付通知書に記載されている理由は、2〜3行程度の簡潔なものにとどまることがほとんどです。それだけでは、具体的に何が問題だったのかを正確に把握するのは難しいため、必ず申請先の出入国在留管理局の窓口へ足を運び、担当者から直接理由を確認してください。この理由確認の機会は、通常1回限りとされています。聞き漏らしがないよう、可能であればメモを取りながら確認することをおすすめします。
この理由を正確に把握しないまま再申請すると、同じ問題点が解消されておらず、再び不交付になってしまう可能性があります。逆に言えば、理由さえ正確に把握できれば、対応すべきポイントは明確になります。
実務で見てきた傾向
これまで多くのケースに関わってきた中で、不交付の理由としてよく見られるのは、交際や結婚に至った経緯を裏付ける資料が不足しているケース、あるいは提出した理由書の内容と、実際の証拠資料との間に整合性が取りづらい部分があったケースです。
こうしたケースでは、再申請の際に、不足していた資料(連絡履歴、訪問記録、写真など)を改めて整理し、理由書の説明をより具体的にすることで、許可に至った例が多くあります。逆に、理由を十分に把握しないまま、前回とほぼ同じ内容で再申請してしまうと、結果も同じになりやすい傾向があります。
よくある誤解:「一度不交付になったら、もう無理」ではない
不交付という結果を受け取ると、「もう自分たちは結婚を認めてもらえないのでは」と強く不安になる方は少なくありません。しかし、不交付は永久に申請できなくなるという処分ではありません。指摘された問題点にきちんと向き合い、資料や説明を補強したうえで再申請することで、許可に至るケースは多くあります。大切なのは、感情的にならず、理由を正確に理解した上で、次の一手を考えることです。
まとめ
不交付通知を受け取ったら、まず理由を確認すること。そして、その理由に応じて資料や理由書を見直したうえで再申請することが、許可への一番の近道です。一人で抱え込まず、状況を整理してから動くことをおすすめします。
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